コラム

仕事中に何食べる?仕事効率アップのトリビア!


 
システムオペレーション部のいわもりです。
 
前回は仕事中の飲み物に関しての記事を書きましたが、今回は食べ物編です。
 
疲れや睡眠不足、ストレスなど、頭がぼんやりして集中力が続かない・・・なんてことがありますよね。
そんなときに集中力を高められるような、脳を活性化させる効果のある食べ物を紹介します。
 

1.糖

脳のエネルギー源であるブトウ糖(炭水化物、デンプン、糖質)は、お米やパン麺類から摂取するのが一般的ですね。
注意しなければならないのは、急激に血糖値を上昇させてしまうと、反動で急激に血糖値が下がってしまうということです。
血糖値が安定しないと、精神的に落ち着かなかったり眠気が襲ってきたりと逆に集中力が低下してしまいます・・・。
 
そこで、血糖値を緩やかに上げる食品(低GI食品)が注目を浴びています。
※GI値:ブドウ糖を100として、食品が血糖値を上げるスピードを相対的に計ったもの。
 

  • バナナ
  • りんご
  • いちご

など、果物は穀物・パン、麺類と比べてGI値が低いと言われています。
 
GI値が非常に高い小麦粉食品や麺類を食べる際には、先にGI値の低い野菜を食べることで、血糖値が急速に上がらないようにする工夫が必要です。
 

2.テオブロミン

天然由来の成分としては、ほとんどカカオにのみ含まれている成分です。
リラックス効果や脳を刺激して集中・記憶・思考力を高める、代謝を高めるなど、様々な効果が期待できます。
 
ただし、前述したGI値は非常に高いため、食べ過ぎには注意です。
ひとかけら程度でも、1時間程度効果は持続するそうです。
 
また、低糖質のチョコレートも多く発売しているため、体型を気にする方でも少ない糖質で集中力アップの効果が期待できますね。
 

3.ポリフェノール

ポリフェノールといえば、抗酸化作用・がん予防・動脈硬化予防といった健康的なイメージがありますが、集中力アップの効果もあると言われています。
 
気軽にとれそうなものをまとめてみました。
 

果物:バナナ、マンゴー、ぶどう、ブルーベリー、りんご、さくらんぼ など
食品:チョコレート、あんこ、コーヒー、紅茶、緑茶

 
こうしてみると、バナナやチョコレートは仕事のお供にぴったりですね。
他にもあんこを使った和菓子と緑茶など、ほっと息がつけそうな組み合わせです。
 
また、少し話がそれますが、ドライフルーツもおすすめです。
繊維質の為、噛む行為が脳に刺激を与え、糖やポリフェノールを摂取することができます。
 

4.レシチン

聞きなれない成分ですが、神経伝達物質を作り出すのに必要です。
神経伝達物質によって脳に情報を記憶したり、記憶を引き出したりしていますので、レシチンが不足することで情報伝達がうまくいかず、記憶力が低下したり、物忘れが激しくなったりしてしまいます。
 
レシチンは大豆に多く含まれているので、納豆や豆腐、きな粉などから摂取しましょう。
おやつにできそうなものだと、小魚やピーナッツに含まれています。
 

5.まとめ


 
脳の栄養といえば糖ですが、ごはんやパンなどの炭水化物よりもバナナのような低GI食品の方が集中力アップには向いているようです。
 
また、脳を刺激したり情報の伝達を助ける食品としては、チョコレートやあんこ、フルーツ、ピーナッツが手軽に食べられます。
寒い季節ですと、少しお砂糖を入れたココアが良さそうですね(飲み物ですけど)
 
では、よいおやつライフを!