Redmineで簡単課題管理
初めまして、システムオペレーション部のなすきちです。
Redmineとは、WEBベースでの管理・設定が可能な、プロジェクト管理ツールです。
日々Redmineを使用していて、「便利だな」と思う事をご紹介したいと思います。
発生した課題をどこで管理するか
プロジェクトを管理する上で頭を悩ませる問題ですが、
自分自身エクセルを使って一覧を作成したり、GoogleDriveを使ってみたり、
仕方なくメールの履歴をたどってみたり・・・等、様々な環境を渡り歩いてきました。
Redmineのチケットを使って課題を管理すれば、
「新しい情報に埋もれて、過去の情報が引き出せない」
なんてしがらみから解き放たれると思います!
チケットに課題を登録する
プロジェクトにおける、一つ一つのタスクを「チケット」という単位で管理します。
ここでは課題をチケットで登録し、管理する手順を見ていきます。
「新しいチケット」タブから、トラッカー・題名・説明を記入し、発生した課題を登録します。
ステータス・優先度等、様々な項目がありますが、まずは最低限の入力で大丈夫でしょう。
このような手順で、課題を随時登録しいていきます。
課題が解決したら、その内容を反映しておきましょう。
「チケット」タブをクリックするとチケットの一覧が表示されますので、
「チケットの編集」ボタンから編集画面に遷移して、「説明」に決定した内容を追記、「ステータス」を終了、「進捗率」を100%にして登録します。
登録された課題の確認
「チケット」タブをクリックすると登録したチケットの一覧が表示されます。
「オプション」をクリックし、「説明」にチェックを入れ、「適用」ボタンを押します。
チケットで登録した課題の内容が表示され、一覧画面ですぐに内容が確認できるようになります。
チケットの説明欄は、Wikiと同様textile記法が使えますので、視覚的にも見やすい一覧を作成することが可能です。
課題が溢れ返った場合でも、フィルタ機能を使えば、必要な情報だけを取り出す事が可能です。
バージョン・カテゴリ・プロジェクト別等で抽出可能なので、これで「新しい情報に埋もれて、過去の情報が引き出せない」なんてことはなくなるでしょう。
また、カスタムクエリを使えば、抽出条件を保存する事ができ、簡単に検索することができます。
カスタムクエリやバージョンについては、また次回お話しできたらと思います。