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【第1回】未経験、知識ゼロのシステム運用者が最初に押さえるべき3つのポイント

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システムオペレーション部、Web制作運営部マネージャーの木川です。
 
スリーエスではデータベースの更新やデータ出力、サイト監視などのシステム運用業務を行なっていますが、基本的に運用者はシステム業界未経験、知識ゼロであっても積極的に新卒及び中途採用しています。
 
その中で未経験者やシステム知識の無い人が最初に陥りやすいことや、押さえておくべきことを経験を踏まえてまとめてみました。
 
第1回はこちら・・・!
 

システムの把握は後回しでいい!

 
まず一番多いのがこれです。
システムの運用というと皆さん真っ先にシステム概要やネットワーク、ハードウェア構成などを理解しようとするようです。
システム設計書や仕様書を一通り読んで頭に詰め込もうとする方が多いです。
 
当然理解できればそれに越したことはないですが、あくまで本テーマの対象の方だとシステムを理解するのにかなりの時間を要します。
そもそも設計書を読めないのになんとか読もうと努力している場面をよく見かけます。
気持ちはわかるのですが・・・
 
大事なのは「日々の定常業務を作業として」こなせるようにできるだけ早くなることです。
システム仕様などの理解はとりあえず置いておきましょう。
システムを把握しながらだと運用業務全体の作業が見えなくなります。
 
業務には作業レベルで行なうものと頭を使って行なうものに分かれるので、まずは作業レベルで行なえるものを一通り覚えてからシステム基本スキルと業務スキルを身に付けて行くのが実務における近道です。
 
世の中には様々なシステムの運用業務がありますが、あくまで経験上の統計だとこのような考えの人の方が成長度は高く早いようです。
実際に、飲み込みの早い人は未経験からスタートで現在管理職で活躍している人もたくさん居ます。
 
最もこれはあくまで入口の話で、ある程度経験を積んでいくと、システム理解の壁が襲ってくるのですが・・・
その話はまた別の機会で。
 
第1回は以上です。
 
次回は以外と理解されていない、新人における「報・連・相」の重要性について書こうと思います。